トランプ氏「口止め料」裁判、陪審員7人選定

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16日、マンハッタンの刑事裁判所を後にするトランプ氏/Justin Lane/EPA/Bloomberg/Getty Images

16日、マンハッタンの刑事裁判所を後にするトランプ氏/Justin Lane/EPA/Bloomberg/Getty Images

(CNN) トランプ前米大統領がポルノ女優への不倫口止め料支払いに伴ってビジネス記録を改ざんしたとして起訴された裁判の2日目が16日に開かれ、陪審員12人のうち7人が選定された。17日は裁判がなく、陪審の選定は18日に継続する。

選定に先駆け、陪審員らに対しては検察側やトランプ氏の弁護士らが質問を行った。陪審員らが質問に答える間、トランプ氏は質問項目を記した書類をめくり、席上で背を反らせるなどしていた。

トランプ氏の弁護士は、ある陪審員候補について、ソーシャルメディアへの投稿を理由に陪審員から除外するよう求めた。その候補はトランプ氏に言及する形で「彼を追い出せ」「収監しろ」などと投稿していた。

裁判を担当するフアン・マーチャン判事は、こうした言い回しを理由にこの候補を除外した。

別の候補は、3月にトランプ氏に関する否定的な動画を再投稿したことを認めた。マーチャン判事はこの候補も陪審員から除外した。

トランプ氏の弁護士はさらに別の候補の選定にも異議を唱えた。この候補は2018年、自身のフェイスブックにトランプ氏の語る内容は「どうでもいい」と投稿していたという。しかしマーチャン判事はこの申し立てを退け、候補はトランプ氏との意見の違いを正直に表明しただけだとした。

今回選定された陪審員には腫瘍(しゅよう)科の看護師、企業弁護士、英語教師などが含まれる。

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